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じゃがいも
フランスでは「大地のりんご」という名で、庶民に親しまれているじゃがいも。ドイツではパン代わりに常食されています。17世紀初頭、オランダ人によって現インドネシアのジャワのジャガタラ(現ジャカルタ)から来たイモなので、ジャガイモと言われるようになりました。ちなみに馬鈴薯という別名は「馬の鈴に似たいも」だからといいます。主産地は長崎と北海道で5月〜6月は長崎産の「新じゃがいも」が、9月〜10月は北海道産の「男爵」が主流です。
有名なのはご存じ「男爵」と「メークイン」。丸っこくでこぼこした男爵は、でんぷん質が多いので熱に弱く、煮くずれしやすいのが特徴。粉ふき芋、ポテトサラダ、コロッケに向いています。
一方、細長くてくぼみが浅いのがメークイン。でんぷんが少なく煮くずれしにくいので肉じゃがやカレー、シチューなどの煮込み料理に向いています。
りんごの8倍、という意外なほど豊富なビタミンC。うれしいのは加熱してもビタミンCの損失が少ないこと。これはじゃがいものでんぷんが、Cを保護するからです。カリウム、リン、鉄、ビタミンB1、トリプトファン(アミノ酸)なども含む、優れた食品です。
ただし、ソラニンという有毒物質には要注意。緑色になった皮や出始めた芽にあるアルカロイドで、食べるとめまいや腹痛などの中毒症状を起こします。調理の前には芽を取り除いておきましょう。
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